百年、再生の我無し

40歳からの人生やり直し。

社会

謝るな

およそ一年前に起きた誘拐事件の容疑者が卒業した大学が、その容疑者の卒業取り消しを検討している、というニュースが先日報じられていた。さすがにこれは大学内でも「推定無罪」の原則に照らしておかしい、という判断があったらしく、検討だけで実行される…

亡国の民に幸福はあり得るか(書評:古市憲寿「絶望の国の幸福な若者たち」)

ちょうど2年前に出て、話題になった本である。内容の概略や感想は様々な媒体ででていたので、なんとなくは知っていたが、今に至るまできちんと読んではいなかった。もともと「いま話題の」という言葉がつくとそれだけで拒否反応を示してしまう偏屈者なので…

犬死

いじめを苦にして自殺、という事件がときどきある。 もう何十年も前から問題視され続けているが、一向におさまる気配がない。 最近では、ある高校で、部活動の顧問の教師から体罰を受け続け、それを苦にして自殺した生徒もいた。これなどは「いじめを苦にし…

となりのレイシスト(書評:安田浩一「ネットと愛国」)

本書は、「在日特権を許さない市民の会」(略して在特会)の実情と、彼らが「台頭」してきた背景を、おもにその構成員への取材によって明らかにしたノンフィクションである。 ネットと愛国 在特会の「闇」を追いかけて (g2book)作者: 安田浩一出版社/メーカ…

我々に罰する資格はない。

(以下の文章は、2007年8月に愛知県名古屋市内で発生した「闇サイト殺人事件」がまだ審理中であったときに書かれたものである。この事件の被告人3人については、すでに全員判決が確定している。しかし、ここでふれた問題は今なお意義を失っていないと思うの…

ポンコツ40代

最近「40代のなんとか」とか「40代になったらどうしたこうした」という感じの題名の本やムック、雑誌の特集をしばしば見かける。(有名なのは「40代を後悔しない50のリスト」あたりだろうか。)いちいち統計を取ったり調査したりした訳ではないので断言はで…