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百年、再生の我無し

40歳からの人生やり直し。

謝るな

およそ一年前に起きた誘拐事件の容疑者が卒業した大学が、その容疑者の卒業取り消しを検討している、というニュースが先日報じられていた。さすがにこれは大学内でも「推定無罪」の原則に照らしておかしい、という判断があったらしく、検討だけで実行される…

もはや笑うことはできない(書評:渋谷直角「奥田民生になりたいボーイ 出会う男すべて狂わせるガール」)

家の掃除をしていた時、自分が昔使っていたノートが見つかる、ということがある。そこにはいかにも若書きの生硬な文章とか詩とかイラストとかが書いてあって、赤面しつつそっと元の場所に戻す、ということがあると思う。渋谷直角「カフェでよくかかっているJ…

鬱勃たる青春の日々(書評:松本清張「半生の記」)

松本清張は数多くの作品を世に残したが、作家としてのデビューはわりと遅いほうで、41歳のときに処女作「西郷札」を発表した。それまではずっと、朝日新聞西部本社の広告デザイナーとして勤務していた。 本書「半生の記」は、その作家デビュー前までについて…

犬死

いじめを苦にして自殺、という事件がときどきある。 もう何十年も前から問題視され続けているが、一向におさまる気配がない。 最近では、ある高校で、部活動の顧問の教師から体罰を受け続け、それを苦にして自殺した生徒もいた。これなどは「いじめを苦にし…

24時間テレビについて思うこと

私は「24時間テレビ」が大嫌いである。 よくもまあ、ここまで私の嫌いな要素を盛り込んだもんだ、と思うくらいなので、私は見ないのだが、しかし「24時間テレビ」を止めるべきだとは思わない。むしろ、今後もぜひ続けて欲しい、とすら思っている。私は見ない…

「ラストサムライ」について思うこと

今年中にやるべき仕事のほとんどは先週のうちに済んでしまったので、今の気分はすっかり年末整理モードである。 そんなわけで、普段の5分の1くらいのペースでちんたら仕事してたら、唐突に数年前「ラストサムライ」を映画館で見たときの感想を思い出したので…

嫌イデオロギー

昨日(7/26)の記事で、次のような一節を書いた。 なんかそういう『運動』みたいなものとは、できる限り距離を取りたいと思ってるんですよ。 よく考えたら、なぜ「運動」とは距離を取りたいと思うのか、その理由を書いてないことに気がついたので、以下、そ…

文化活動と政治活動

昔、ある劇団にいた。その時のことを書こうと思う。 ちょうど「国旗・国歌法」が制定されようか、という頃。突然、劇団の主宰者から電話がかかってきた。まだ次の公演の稽古もはじまってないのになんだろうか、と思って電話に出たら、こんな風に語り始めた。…

ブルーハーツと外山恒一と

↓ 全てが陳腐化していく中で、今だに魂を揺さぶる名曲:ブルーハーツ 私をも含めた、ある一定年齢以上の人間にとっては、ブルーハーツ(正確にはザ・ブルーハーツ)という名前は、ある種の特別な響きを持っている。(今の若い人にとっては「ハイロウズやクロ…

身勝手な理屈

私の今の仕事場は、東北地方では最大手の某ITベンダーである。 そこのイントラネット内で、本部長のホームページが公開されており、そのコンテンツのひとつとして、商工会議所の機関誌に掲載された文章が紹介されていた。 題して「組織人として生きる極意」…

ポンコツ40代

最近「40代のなんとか」とか「40代になったらどうしたこうした」という感じの題名の本やムック、雑誌の特集をしばしば見かける。(有名なのは「40代を後悔しない50のリスト」あたりだろうか。)いちいち統計を取ったり調査したりした訳ではないので断言はで…

今日から本気出す。

今更ではあるが、ブログというものを始めてみることにした。 タイトルは、江戸時代後期の儒者、佐藤一斎「言志四録」からとっている。 全部引用するとこうなる。 百年、再生の我無し。其れ曠度すべけんや。 曠度、という言葉は聞きなれない言葉だが、「空し…