百年、再生の我無し

40歳からの人生やり直し。

政治

亡国の民に幸福はあり得るか(書評:古市憲寿「絶望の国の幸福な若者たち」)

ちょうど2年前に出て、話題になった本である。内容の概略や感想は様々な媒体ででていたので、なんとなくは知っていたが、今に至るまできちんと読んではいなかった。もともと「いま話題の」という言葉がつくとそれだけで拒否反応を示してしまう偏屈者なので…

反原発と尊王攘夷

反原発デモが盛んである。首相官邸の前で20万人集めたとか、いや警視庁の発表では7万人だとか、いろいろ言われているが、とりあえず人数が20万人でも7万人でも、私にとってはどちらでもよい。どちらにしたってかなりの人数で、それだけ多くの人が集まってい…

嫌イデオロギー

昨日(7/26)の記事で、次のような一節を書いた。 なんかそういう『運動』みたいなものとは、できる限り距離を取りたいと思ってるんですよ。 よく考えたら、なぜ「運動」とは距離を取りたいと思うのか、その理由を書いてないことに気がついたので、以下、そ…

文化活動と政治活動

昔、ある劇団にいた。その時のことを書こうと思う。 ちょうど「国旗・国歌法」が制定されようか、という頃。突然、劇団の主宰者から電話がかかってきた。まだ次の公演の稽古もはじまってないのになんだろうか、と思って電話に出たら、こんな風に語り始めた。…